宮市亮、腎臓移植を繰り返した戦友と“祝勝会”ショットを公開 「リスペクトしかない」
宮市が公式インスタグラムで元クロアチア代表FWとの2ショットを公開
ドイツ2部ザンクト・パウリに所属する元日本代表MF宮市亮が2月28日、公式インスタグラムを更新した。かつてザンクト・パウリやボルトンで活躍した元クロアチア代表FWイバン・クラスニッチと“祝勝会”の様子を公開。現役時代に病を克服して戦い続けた「戦友」と楽しいひと時を過ごしたようだ。
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宮市は中京大中京高在学中の2010年12月にイングランドの名門アーセナルと契約。その後は期限付きでフェイエノールト、ボルトンに移籍するなど順風満帆なキャリアを積み重ねると思われていた。だが、期限付き移籍を繰り返すなかで、両膝の前十字靭帯を断裂するなど大怪我に苦しんできた。それでも、負傷を乗り越えて復帰。現在、ザンクト・パウリではレギュラーをつかみ取り、再び輝かしい道を歩もうとしている。
2月22日にはブンデスリーガ2部第23節でハンブルガーSVとのダービーに2-0で勝利。先発した宮市は全得点に絡む活躍を見せる好調ぶりで白星へと導いた。
そんななか、宮市とボルトン時代に「戦友」としてともに切磋琢磨したクラスニッチがダービー勝利の祝勝会を開いてくれたという。宮市は公式インスタグラムで「ボルトン時代の戦友Ivanがダービー勝利のお祝いしてくれました!」とし、2ショットを公開。現在は現役を引退している40歳の元FWについて「現役時代、腎臓の移植を何度もしてそれでもピッチに帰って点を決める姿は本当にリスペクトでしかありません。久しぶりにあったけど元気そうで良かった!ありがとうIvan」と思いを綴っている。
自身も度重なる大怪我から何度も復帰し、今季は光り輝く姿を取り戻している宮市。戦友の姿には多くの勇気をもらったはずだ。インスタグラムの2枚目には、ボルトン時代の試合中にクラスニッチと抱き合うショットも公開された。かけがえのない仲間の存在は今でも宮市の支えとなっているようだ。