英雄リバウド、古巣バルサに苦言 「セティエン就任後進歩ない」「メッシに依存しすぎ」

クラシコを控える古巣に疑問を投げかける
バルセロナは現地時間3月1日、サンチャゴ・ベルナベウでレアル・マドリードとの「クラシコ」を迎える。昨年12月、17年ぶりのスコアレスに終わった一戦以来の直接対決となるが、バルサOBの元ブラジル代表FWリバウド氏は、チームの現状に不安を感じているようだ。スペイン紙「AS」が報じている。
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リバウド氏は、クラシコを前に古巣バルセロナに言及。今年1月中旬の監督交代が機能していないと指摘した。
「正直に言うと、バルセロナがバルベルデ監督を解任し、セティエン監督を連れてきてからの最近の数試合を見ていて、チームが改善しているように見えない。チームが良いプレーをできているのは、彼らが素晴らしい選手たちを抱えているからだ。ボールのポゼッション率も安定していない」
さらに、「セティエン監督になって、彼らは後ろからボールをつなごうとしている。レアル・マドリードやマンチェスター・シティのようにリスクを抱えてね。でも、バルセロナにとって最大の心配は、相手を驚かすことができるエリア外からシュートを枠に飛ばせる選手が不在になっていることだ。チームはペナルティエリア内からのみゴールを狙っている」と、攻撃のバリエーション不足を問題視した。
今季、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシは公式戦29試合に出場し23得点16アシストを記録。しかし、そのメッシへの依存度の高さも問題だという。「彼はチームにとって、今まで以上に重要になっている。メッシ次第の部分が、とてつもなく大きくなった。実際に対戦相手は全力で彼を止めようと試みているし、彼が不在になるとチームは一気に崩れてしまう」と、リバウド氏は言及している。
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