名門ボカFW、アクロバティックなバイシクル弾に海外注目 「イブラヒモビッチの精神」
“ワンチョペ”ことアビラがクロスをジャンピングボレーで仕留めてチーム4点目を記録
アルゼンチンの強豪ボカ・ジュニアーズは、現地時間28日のリーグ第22節コロン戦で4-0の快勝を飾った。なかでも、ゴールラッシュを締めくくったアクロバティックなボレー弾に「イブラヒモビッチの精神」と元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(ACミラン)を引き合いに出して称賛が寄せられている。
注目を集めているのは、ボカで元アルゼンチン代表FWカルロス・テベス(9点)、アルゼンチン代表MFエドゥアルド・サルビオ(6点)に次ぐ、チーム3位の5得点を記録しているアルゼンチン人FWラモン・アビラだ。
“ワンチョペ”の愛称で親しまれるアタッカーは、1-0で迎えた後半15分から途中出場。同28分にサルビオ、同30分にテベスがゴールを決めてリードを広げた後半40分だった。
コロンビア代表DFフランク・ファブラが上げたクロスに、アビラはバックステップを踏みながらタイミングを合わせ、ジャンプして右足を一閃。相手GKが一歩も動けないほどの、アクロバティックな一撃をゴール左隅に突き刺した。
中南米のサッカー専門サイト「BOLAVIP」は、「ワンチョペはイブラヒモビッチ精神でバイシクルゴールを決めた」と速報。アルゼンチン紙「Ole」は「ワンチョペのバイシクルゴールと秘密」と見出しを打ち、「ウラカンとクルゼイロでバイシクルを練習していた」とアビラが過去に所属したクラブでバイシクルシュートの練習をしていたと明かしたコメントを紹介している。また、アルゼンチンメディア「infobae」も「壮大な一撃」と称賛していた。
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