レアルのジダン監督がハメスへの悪評に憤怒 「外部の人間が言うことは信じない」

スキャンダラスに報じられる背番号10を擁護

 レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督は、メディアに夜の私生活を暴露されるなど、素行面の問題がクローズアップされているコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスに対するうわさ話に怒りを露わにし、選手を擁護する発言を残した。スペイン地元紙「マルカ」が報じている。

 クラブの背番号「10」を背負うハメスは今季、異常行動が目立っている。時速200キロの危険運転でパトカーとカーチェイスしながらレアルの練習場に逃げ込み、ナイトクラブでの夜遊びも繰り返しているという。そうしたうわさ話は、母国コロンビアでも悪評を呼んでいる。

 17日のスポルティング・ヒホン戦前のウオーミングアップ時には、ハメスの練習態度の怠慢ぶりを叱責したというジダン監督。だが、夜遊びを繰り返しているという話については、憶測にすぎないと報道に対して激怒した。

「私は、ハメスについて巷で言われているような話に怒っている。うわさ話は放っておかなくてはならない。私はここ(練習場)で目にするハメスの姿を好んでいる。彼は自分のすべきことに集中しているし、クラブの外部の人間が言うことは信じない。彼はクラブに貢献しているし、毎日集中している」

 必要以上に周囲が騒ぎ立て、スキャンダラスに報じられるハメスの話題に嫌悪感を示した。

 

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