「危機を感じる」 新型コロナ感染拡大のイタリア、ジェノアDFが“異様な光景”に衝撃
DFアンカーセン、スーパーマーケットの品物不足に驚き
イタリア・セリエAでは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて今週末の多くの試合が無観客試合として開催される。そのうちの一つであるACミラン戦を控えるジェノアのデンマーク代表DFピーター・アンカーセンは、街の異様な光景について語っている。
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ジェノアはイタリア北西部のリグリア州のジェノバを本拠地とするが、イタリアでは北部のロンバルディア州とベネト州を中心に新型コロナウイルスの感染が拡大。そのロンバルディア州のミラノを本拠地とするミランとのアウェーゲームは、無観客試合となった。
アンカーセンはジェノバの地元紙「イル・セーコロ」に対して、無観客試合を「残念なこと」と話したうえで、「安全がすべてに優先される。セルビア代表との試合が無観客試合になったことがあるので、未経験のことではない」とコメントした。
一方で、イタリアでは工場の閉鎖などにも新型コロナウイルスの感染拡大防止の施策は進んでいる。そのため、アンカーセンは「街には落ち着きがありパニックにはなっていない。ただし、スーパーマーケットにパンやパスタ、冷凍食品も残っていないという事態には衝撃を受けた。これは本当に危機を感じる」として、街には異常な事態が訪れていると証言している。
欧州ではイタリアが最も新型コロナウイルスの被害を受けている国となっているが、アンカーセンの証言は普段通りの生活を送ることが難しくなりつつある事態を表わしていると言えそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)