ミラン指揮官、エンポリ戦ドローでチームにダメ出し! 「強い意志、狡賢さが足りない」

2度のリードを生かせず2-2ドロー

 日本代表FW本田圭佑が所属するACミランは、23日のリーグ第21節の敵地エンポリ戦を2-2で引き分けた。2度のリードを奪いながら追いつかれる拙いゲーム展開に、シニシャ・ミハイロビッチ監督は不快感を示している。イタリアの衛星放送局「スポーツ・メディアセット」と「スカイ・スポーツ」の試合後のインタビューに応じたもの。

「我々はここに勝利するために来ただけに残念だ。2度もリードを奪ったのなら、勝利を持ち帰るべきだった。試合を終わらせるんだという強い意志が足りなかったと感じるし、ずる賢さも足りなかった。それでは、最終的な引き分けという結果も妥当なものとして受け入れるしかない」

 また、途中出場しながら存在感を見せることなく試合を終えたFWマリオ・バロテッリとMFケビン=プリンス・ボアテングに関しては、試合勘とコンディションの問題が解決していないことを話した。

「ちょっと気合が空回りしたんだろう。長い時間プレーしていなかったから、普段ならミスをしないプレーでミスをした。プレーすることだけがコンディションを取り戻す力になる。プリンス(ボアテング)に関しても、コンディションを取り戻そうとしているところだ。しかし、我々の攻撃陣にはポテンシャルがある。メネズの復帰も近づいているのだから」

 

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