レアルFW、シティ戦「誰の目にも明らか」判定に不満露わ 「1点目の時にファール」
CLシティ戦で1-2と逆転負けのレアル、FWヴィニシウスが判定について指摘
レアル・マドリードのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールがUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦ファーストレグのマンチェスター・シティ(1-2)の判定に対し、「VARを見ようとしなかった」と不満を露わにした。スペイン紙「マルカ」が報じた。
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ホームで第1戦目を迎えたレアルは後半15分にスペイン代表MFイスコのゴールで先制し、貴重なアドバンテージを手にした。しかし、同33分にベルギー代表MFケビン・デ・ブライネのクロスからブラジル代表FWガブリエル・ジェズスにヘディングシュートを決められると、その5分後にはデ・ブライネのPKで勝ち越しを許してしまい、1-2で痛恨の逆転負けを喫した。
スタメン出場し、後半30分までプレーしたヴィニシウスは同点弾のシーンでシティには明らかなファールがありながら、それが見過ごされたと判定に苦言を呈している。ゴール前に走り込んだジェズスは、マークに付いていたスペイン代表DFセルヒオ・ラモスを手で押して倒したように見えていた。
「ガブリエルは(シティの)1点目のゴールの時にファールを犯した。誰の目にも明らかだった」
ヴィニシウスはさらに「VARがあったにもかかわらず、彼(主審)はVARを見ようとしなかった。ピッチの中で見ていてもファールだと分かった。ドレッシングルームで映像を見返す必要もなかった」と続け、VARで正しい判断がなされるべきだったと主張した。試合の行方を左右する大きな得点となっただけに、判定に納得がいっていないようだ。
「僕らはいつも同じように扱われている。レバンテ戦でセルヒオ(・ラモス)にイエローカードを出されたのも普通ではなかった。僕らにとって不利な増えが吹かれているか? その通りだ。僕らはチャンピオンズリーグでもリーグでも最も勝っているチームだ。いつもこのような判定になるんだ」
第2戦はキャプテンのラモスが出場停止となるなどピンチを迎えているレアル。この逆境を跳ね除け、準々決勝に駒を進めることはできるのだろうか。