バルサの“特例”FW強奪、被害のレガネスが不満表明 「不公平なレギュレーション」
移籍期間外に特例でFW獲得のバルサ、引き抜かれたレガネスの補強は認められず
デンマーク代表FWマルティン・ブライトバイテをバルセロナに引き抜かれたリーガ・エスパニョーラのレガネスが「不公平なレギュレーション」だと不満を示す公式声明を出した。英公共放送局「BBC」が報じている。
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ブライトバイテは今月20日にバルセロナへの電撃加入が決まった。これはバルセロナのフランス代表FWウスマン・デンベレが全治6カ月の重傷を追ったことによる救済措置で、移籍期限外での特例移籍がスペインサッカー連盟(RFEF)によって認められた形だ。
一方のレガネスも引き抜かれたブライトバイテの代役となる選手の補強をRFEFに求めたものの、これについては認められなかった。レガネスは声明で「不公平なレギュレーション」だと異議を唱えている。
「競争の完全性、全てのクラブが同等の条件で争う権利に反するものであり、非常に大きく深刻な損害を引き起こしている」
ブライトバイテはリーガ・エスパニョーラで20チーム中19位と降格圏に沈むチームの中で27試合8得点の成績を残した貴重な戦力だった。クラブとしてはエースを突然引き抜かれた損害は大きく、穴埋め補強も叶わなかったことに大きな不満を感じているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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