「心が完全に壊れた」 ファン・ダイクにユニフォーム交換拒否の“悲劇的表情”に英注目
試合後にウェストハムMFソーチェクが打診も…「振られて打ちひしがれた」
リバプールは現地時間24日、プレミアリーグ第27節でウェストハムと対戦し、3-2と勝利を収めた。一時は逆転され苦境に立たされたものの、底力を見せて激しい打ち合いを制した。そんななか英メディアは試合後にオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクのユニフォームを巡った“争奪戦”に注目している。
18日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16第1戦アトレティコ・マドリード戦を0-1で落としたリバプールは、前半9分にワイナルドゥムがヘディング弾を叩き込み先制するも、同12分、後半9分に連続失点を喫してしまう。それでも同23分にエジプト代表FWモハメド・サラーが同点弾を決めると、同36分にセネガル代表FWサディオ・マネが決勝弾を奪った。
降格圏の18位に沈むウェストハムを相手に思わぬシーソーゲームを強いられたリバプールだが、英メディアは試合後のワンシーンに注目。トンネルを通っている最中に相手MFトマーシュ・ソーチェクがファン・ダイクに対しユニフォーム交換の申し入れをするも、即答で断られてしまい、露骨に落胆した表情を浮かべていた。
英紙「メトロ」は「トーマシュはファン・ダイクに振られて打ちひしがれたように見えた」と取り上げ、「トーマシュは『フィルジル! 君のユニフォームをくれるかい?』と叫んだが、ファン・ダイクは『すでに彼に渡すことになっているんだ』と答えた」と説明しており、事前にMFパブロ・フォルナルスに交換のアポイントを受けていたと明かしている。
断られた際にソーチェクがショックに打ちのめされた表情が際立っていたこともあり、英メディア「GIVE ME SPORT」は「ユニフォーム交換の拒否でトーマシュの心が完全に壊れた」と取り上げ、英メディア「スポーツ・バイブル」も「悲しみに暮れた」と指摘。昨季プレミア最優秀選手に選出されたファン・ダイクは今季も無敗を維持するリバプールの大黒柱であるため、選手にとってユニフォームを手にしたい憧れの対象なのだろう。