6戦連続先発の本田、頭から出血も86分間出場 ミランは二度のリードを生かせず敵地でドロー
競り合いで出血も後半41分までプレー
ミランは前半のうちに筋肉系のトラブルを起こしたDFアレックスに代えてDFクリスティアン・サパタを入れて後半をスタートさせた。すると後半3分、ミランは幸運な形で勝ち越しゴールを手にする。エンポリDFのクリアがミランFWエムベイエ・ニアングの顔面を直撃。跳ねたボールが絶妙なスルーパスとなり、MFジャコモ・ボナベントゥーラが蹴り込んだ。ミランは敵地で再び1点リードを奪った。
しかし、またもミランはリードを維持できない。同16分、セットプレーからの流れでエンポリのMFジーリンスキーがミドルシュート。GKジャンルイジ・ドンナルンマが弾いたところをFWマッカローネに押し込まれ、2-2の同点とされた。なおマッカローネはこの日、ビールでの祝杯のゴールパフォーマンスは行わなかった。
同点とされたミランは同22分、FWニアングに代えてFWマリオ・バロテッリを投入。そして同33分、本田にアクシデントが起こった。GKドンナルンマからのキックを相手DFとヘディングで競り合ったところで、頭から出血。頭を押さえて倒れ込んだが、バンテージを巻いて戦列に復帰した。本田は同41分にMFケビン=プリンス・ボアテングとの交代でピッチを後にした。
試合は前半からハイペースの両者が時間の経過と共に攻撃の精度を欠き、このまま2-2で引き分け。勝ち点1を分け合った。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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