本田圭佑、「3/1」デビュー先送りと海外報道 指揮官は出場望むも選手登録間に合わず
練習試合で先発し、勝利に貢献するも…
ブラジルの名門ボタフォゴに加入した元日本代表MF本田圭佑の選手登録が間に合わなかったようだ。3月1日のリオデジャネイロ州選手権のグループステージ第1戦ボアヴィスタ戦でのデビューを目指していたが、先送りとなるという。米スポーツ専門局「ESPN」が報じた。
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本田は、2018年ロシア・ワールドカップ(W杯)後にオーストラリア1部メルボルン・ビクトリーに移籍。昨季限りで同クラブを退団し、昨年11月にかつて所属したCSKAモスクワ時代の恩師レオニード・スルツキー監督が指揮を執っていたオランダ1部フィテッセに加入した。だが、指揮官の辞任を機に電撃退団となり、フリーの状態が続いていた。本人が「できるなら欧州で」と話すなど、複数クラブのオファーを検討したうえで、ブラジル行きを決断した。
オランダ、ロシア、イタリア、メキシコ、オーストラリアとプレーしてきた本田の新天地は、“サッカー王国”ブラジル。今年開催される東京五輪にオーバーエイジでの出場を公言している本田にとって、ブラジルでの挑戦でも結果が求められる。
そんななか、3月1日のリオデジャネイロ州選手権ボアヴィスタ戦でのデビューを目指していた本田だが、選手登録が間に合わずに同試合の欠場が決まったという。「ESPN」は26日の水曜日までに登録する必要があったが、至らなかったと伝えている。
26日に行われたマドゥレイラとの練習試合で先発した本田は3-1の勝利に貢献。元鹿島アントラーズやセレッソ大阪で指揮を執ったボタフォゴのパウロ・アウトゥオリ監督は本田をボラヴィスタ戦で起用したかったようだが、叶わなかった。
新天地で出場機会を待ちながら調整を続ける本田。最短でのデビューは3月7日のマラカナンで開催される同選手権のグループステージ第2戦となるフラメンゴ戦となりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)