スウェーデンの英雄、メッシとC・ロナウドの若き日を回顧 「上手かったが想像は…」
2人それぞれと共闘した経験を持つラーション氏が称賛「本当にファンタスティック」
アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(バルセロナ)とポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)は、言わずと知れた現代サッカーの頂点に君臨する二大巨頭だ。2人と同じチームでプレーした経験を持つ元スウェーデン代表FWヘンリク・ラーション氏は英衛星放送「スカイ・スポーツ」のインタビューで、当時に今のようなスーパースターになることは想像できなかったと語っている。
ラーション氏は2004年から06年までバルセロナでプレー。2005-06シーズンには若かりし頃のメッシとともにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝に貢献した。また、ロナウドとは07年にマンチェスター・ユナイテッドで共闘している。
クラブレベルで両者とプレーしたことのある選手はそう多くない。そんな稀有な存在の一人であるラーション氏は、「若き日のメッシとロナウドとプレーしていた当時に、2人が今のような選手になることを少しでも想像できたか?」と聞かれ、こう答えている。
「私と一緒にプレーしていた時、メッシはまだ若かった。17歳か、もうすぐ18歳になるかというところ。非常に上手かったが、私はその後にどんなことが起こるのか想像できなかった。なぜなら、これまでに彼が決めてきたような数のゴールをこれから記録することになるなどと、もし当時に誰かが話したら、『そんなのあり得ない、絶対にできない』と誰もが言っただろう。でも実際のスタッツを見たら、本当に信じられないほど素晴らしい。
彼は上手かったが、当時のチームにはロナウジーニョもいた。私には彼(ロナウジーニョ)がこの世のものとは思えないほど素晴らしく思えた。だから、メッシやクリスティアーノがサッカー選手として、同レベルかそれ以上になるとは予想できなかった」
さらに、ラーション氏はユナイテッドで共闘したロナウドについても語っている。
「私がユナイテッドにいた頃のクリスティアーノは、その後のマドリードでのフィニッシュの形に近い感じはあったと言えるだろう。当時の彼はすでにものすごく上手かったからね。それから彼は、自分のサッカーを新たなレベルに引き上げたんだ」
メッシとロナウドを「本当にファンタスティックなプレーヤー」と称したラーション氏。2人は共闘した選手でも想像できないほど成長曲線を描いて世界トップの座に上り詰めたようだ。
[ftp_del]
>>【PR】イングランド・プレミアリーグをDAZN(ダゾーン)で見よう!ネットでの視聴方法はこちら!
[/ftp_del]
(FOOTBALL ZONE編集部)