フランクフルト長谷部、鎌田の“再爆発”に期待 「また3ゴールを決めたらディナーに…」
鎌田はザルツブルクとの第1戦でクラブ史上初のハットトリックを達成
ドイツ1部フランクフルトは現地時間27日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)ラウンド32の第2戦でザルツブルク(オーストリア)と対戦する。日本代表MF鎌田大地は本拠地での第1戦でハットトリックを達成したが、アディ・ヒュッター監督とともに前日会見に出席した元日本代表MF長谷部誠は「彼がまた3ゴールを決めたらディナーに招待するよ」と再度の爆発に期待を寄せている。
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鎌田は20日のELラウンド32第1戦(4-1)で右サイドハーフとして先発出場。前半12分、DFアルマミ・トゥーレのクロスをペナルティーエリア内で受けると、飛び出そうとする相手GKの股を抜く一撃で先制ゴールを挙げた。さらに同43分にはカウンターから1人で持ち込み、ゴール前での鋭い切り返しでマーカーをかわして追加点。後半8分には左サイドからのクロスを頭で押し込み、クラブ史上初のELハットトリックを達成した。
27日には敵地での第2戦に挑むが、フランクフルトは内転筋を痛めているFWバス・ドストとセルビア代表MFミヤト・ガチノヴィッチが欠場の見込み。再び鎌田にチャンスが巡ってくる可能性は十分ある。
ドイツ紙「Hessenschau」は「ヒュッターには攻撃の二つの選択肢がない。だから、ダイチ・カマダが再び欧州カップ戦の顔を見せることは重要だ」と記し、前日会見の様子をレポート。長谷部が「(鎌田は)第1戦でクオリティーを見せてくれた。彼がまた3ゴールを決めたらディナーに招待するよ」と語り、ヒュッター監督が「鎌田がプレーするならね」と笑って付け加える一幕があったようだ。
もっとも、指揮官を含めて鎌田の活躍を期待していることに変わりはないだろう。第1戦のようなキレのある動きを見せられるか、真価が問われる。