シティMFデ・ブライネ、モドリッチ置き去りの高速ドリブルに英脚光 「やすやすと翻弄」
デ・ブライネは1ゴール1アシストを記録し、シティの逆転勝利に貢献
マンチェスター・シティは現地時間26日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16でレアル・マドリード相手に敵地で2-1と逆転勝利を収めた。ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネは1ゴール1アシストと殊勲の活躍を見せたが、試合中に見せた圧巻のドリブル突破に英メディアが脚光を当てている。
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ラウンド16最大の注目カードとなった一戦は、後半15分にレアルMFイスコに先制点を決められる展開となる。しかし、シティも同33分に左サイドを突破したデ・ブライネが相手守備陣に囲まれながらも右足でクロスを供給。ゴール前でブラジル代表FWガブリエル・ジェズスがヘディング弾を叩き込み同点に追いついた。
さらに後半38分、ペナルティーエリア左でイングランド代表FWラヒーム・スターリングが倒されてPKを獲得。キッカーを務めたデ・ブライネが冷静にゴール左隅へ流し込み、決勝点を奪った。1ゴール1アシストと全2得点を演出したデ・ブライネが次のステージに大きく近づく勝利を手繰り寄せた。
そんななか、英メディアはシティの司令塔が試合中に見せたワンプレーに注目。前半41分、ハーフウェーライン付近でボールを受けたデ・ブライネがドリブルを敢行。横並びしていた相手MFルカ・モドリッチがトップスピードで追いかけるも、ボールを運ぶデ・ブライネと引き離されていった。
英サッカー情報サイト「CAUGHT OFFSIDE」は「デ・ブライネの見事なドリブルでモドリッチを置き去りに」と見出しを打ち、「シティのスターはやすやすとモドリッチを翻弄した」と説明。「デ・ブライネはなぜ彼が世界最高のMFと見なされているかを証明してみせた」と称賛を送っている。
28歳のデ・ブライネと34歳のモドリッチは年齢差があるのは確かだが、2018年にバロンドールを受賞したモドリッチを置き去りにしたプレーは、デ・ブライネが世界最高の中盤に近い存在であることを象徴するワンシーンとなったのは間違いない。