ジダン監督、CLシティ戦終盤の“トーンダウン”に嘆き 「75分間は良かった」

レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督【写真:AP】
レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督【写真:AP】

イスコのゴールで先制するも、終盤に失速して主将ラモスが退場処分

 レアル・マドリードは現地時間26日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦、マンチェスター・シティとの第1戦で1-2と敗れ、準々決勝進出に黄色信号が灯った。チームを率いるジネディーヌ・ジダン監督は「75分間は良かった」と終盤のトーンダウンを嘆いた。スペイン紙「マルカ」が試合後のコメントを報じている。

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 本拠地サンチャアゴ・ベルナベウにシティを迎えたレアルは、後半15分にスペイン代表MFイスコのゴールで先制に成功。前線からの果敢なプレスも機能し、試合を優位に進めた。

 しかし、後半33分にベルギー代表MFケビン・デ・ブライネのクロスからブラジル代表FWガブリエル・ジェズスの同点ゴールを許すと、そこから試合展開は一変。同38分にはデ・ブライネにPKを決められて逆転を許すと、その失点から3分後には決定機阻止のファウルで主将のスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが退場となり、雌雄を決する第2戦に出場停止となった。

「勝負は180分間ある」と第2戦での逆転を信じるジダン監督だが、ホームのアドバンテージを生かせず敗れたこの一戦で、チームの課題が露呈したと悔しそうに振り返っている。

「我々は75分間は良かった。こういう厳しい試合で、あと10分間の集中が必要だった。最後はその代償を支払うことになった」

 わずかな気の緩みから、勝利を逃したレアル。アウェーゴールを2点献上し、頼れるキャプテンも不在となる第2戦で試合をひっくり返すことができるのか。ジダン監督の手腕が問われる一戦となりそうだ。

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