バルサ、負傷者と出場停止者の続出で危機直面 地元紙も同情「問題は悪くなる一方」
CL16強ナポリ戦で1-1ドロー、ビダルとブスケッツがホームでの第2戦で出場停止
バルセロナは強豪との対戦が続く重要な局面を迎えているが、新たな負傷者と出場停止選手が続出で危機的状況に陥っている。スペイン紙「マルカ」は同情を寄せつつ、「キケ・セティエンの問題は悪くなる一方だ」と報じている。
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バルセロナは現地時間25日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の第1戦でナポリと対戦し、1-1のドローに終わった。第2戦に向けて貴重なアウェーゴールを手にしたとはいえ、少なくない代償と引き換えに得た結果だったことは否めない。
ナポリ戦でチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルが後半44分にDFマリオ・ルイへのタックルとその後の小競り合いで2枚のイエローカードを受けて退場。次戦は出場停止となった。さらにイエローカードを受けたスペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツも累積警告による出場停止となり、ナポリとのセカンドレグでは中盤の要2選手を欠くことが決定した。
さらに試合終了間際に足を痛めてスペイン代表DFジェラール・ピケが途中交代を強いられるアクシデントも発生。ピケはナポリ戦だけでなく、次節リーグ戦で迎えるレアル・マドリードとの「エル・クラシコ」を欠場する可能性もある。
今季はすでにウルグアイ代表FWルイス・スアレスとフランス代表FWウスマン・デンベレが負傷で長期離脱中のバルセロナ。大一番が続くこのタイミングでさらなる離脱者続出は大きな打撃となることは間違いない。マルカ紙はこの危機的状況を「キケ・セティエンの問題は悪くなる一方」「バルセロナはタフなシチュエーションに置かれている」などと報じている。
アルゼンチン代表FWリオネル・メッシへの依存が指摘されている前線だけでなく、中盤から最終ラインまで全てのポジションで選手が足りない状況に陥ったバルセロナ。この苦境を乗り切りことはできるのだろうか。