「腕で顔面を強打」 チェルシーDF、“顔面パンチ”のVAR退場に英紙注目「深刻と判断」
マルコス・アロンソがレバンドフスキの顔面を殴打し一発退場 チェルシーは3失点の惨敗
チェルシーは現地時間25日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16第1戦でバイエルン・ミュンヘンと対戦し、ホームで0-3と惨敗を喫した。敵地での第2戦に向け、厳しい結果となったが、英メディアは終了間際でのスペイン代表DFマルコス・アロンソの退場劇にスポットライトを当てている。
2011-12シーズンの決勝以来となる顔合わせとなった両チームだが、チェルシーは後半6分、9分に立て続けに相手MFセルジュ・ニャブリにゴールを許すと、同31分に相手FWロベルト・レバンドフスキに3得点目を奪われ、ホームで惨敗を喫した。
アウェーゴールも三つ献上し、ベスト8進出が絶望的な状況にあるなか、英メディアはアロンソの退場に注目。後半38分、バイエルンの攻撃の場面でアロンソがレバンドフスキを転倒させ、イエローカードが提示される。しかし、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の確認の末、アロンソの腕が顔面を強打していたため、主審はレッドカードに変更し、退場処分を下した。
英紙「フットボール・ロンドン」は「アロンソの殴打でチェルシーは大打撃を受けることに」と見出しを打ち、「VARチェックにより、主審はピッチサイドのモニターを確認した後、腕で顔面を捕らえる深刻なファウルと判断し、レッドカードへとアップグレードした」と説明している。
また、英紙「ザ・サン」は「第2戦を欠場することになったアロンソは、レバンドフスキの走り込みを防ごうとしたが、腕で顔面を強打する方法を使った」と指摘している。フランク・ランパード新体制において、アロンソは主力レフトバックとなっているだけに、痛恨の退場劇となってしまった。
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