FIFAが欧州ビッグクラブと暗躍 合弁会社設立によるクラブW杯の利益供与を目論む
規模拡大のクラブワールドカップ、必要な運営資金は710億円~1102億円
FIFAは、将来的にクラブワールドカップの規模をFIFAワールドカップと同等のレベルにしたいと目論んでいる。そのためには、人気と実力を兼ね備えたヨーロッパのビッグクラブが多く参加することが必要条件となる。
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規模を拡大するクラブワールドカップの運営資金には6億5000万ドル(約710億円)〜10億ドル(約1102億円)が必要と言われており、ひとまずFIFAは2021年大会のための資金調達を行なっている。そういった状況のなかで、米投資銀行レイン・グループへの協力を求めたり、日本のソフトバンクグループとの契約を試みたりしているようだ。
FIFAとビッグクラブの暗躍が明るみになることで、黙っていないのはUEFA(ヨーロッパサッカー連盟)やCONMEBOL(南米サッカー連盟)といったところだろう。特に、UEFAにとってはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の権威や資金をFIFAに奪われる可能性が高まり、反意を強めることになるだろう。いずれにしてもクラブワールドカップの規模拡大は、平穏無事に決着することがなさそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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