「頭を蹴り上げる寸前だった」 リバプールFW、あわや直撃の“空手キック未遂”に英注目
ワイナルドゥムの先制点に…フィルミーノのセレブレーションで顔面目掛けて空手キック
リバプールは現地時間24日、プレミアリーグ第27節でウェストハムと対戦し、3-2と勝利を収めた。激しい打ち合いを制したリバプールだが、オランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムが先制点を決めた際、ブラジル代表FWフィルミーノが顔面目掛けて行った“空手キック未遂”に英メディアが注目している。
18日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16第1戦アトレティコ・マドリード戦を0-1で落としたリバプールは、中5日でウェストハムをホームに迎え撃った。過密日程を強いられているなか、前半9分に幸先良く先制点を奪うことに成功する。
華麗なパスワークからペナルティーエリア内に侵入し、フィルミーノがクロスを上げるも、相手DFに弾かれてしまう。しかし、そのボールを拾ったイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドがクロスを供給すると、ゴール前で構えていたワイナルドゥムがヘディングを叩き込んだ。
ワイナルドゥムがアシストしたアーノルドへと駆け寄ろうとした最中、フィルミーノが恒例となっているセレブレーションとして空手キックを披露したところ、顔面すれすれの場所に足が振り上げられ、ワイナルドゥムは間一髪で避けていた。
英メディア「GIVE ME SPORT」は「フィルミーノがワイナルドゥムの頭を蹴り上げる寸前だった」と見出しを打ち、「ワイナルドゥムはタッチラインへ向かう際に同僚フィルミーノのフライング空手キックを回避するために頭を下げなければならなかった」と説明している。
「ブラジル人はゴールの度に空手キックのセレブレーションを見せるが、時たま誰かの頭を目掛けて行うことがある! この日はワイナルドゥムだったが、幸運にも機敏に回避することができた」。チームメートのゴールでも派手なセレブレーションを披露することで知られるフィルミーノだが、負傷させないように細心の注意を払う必要があるかもしれない。