VARで7点無効…ウエスカ岡崎、”悲運の判定”を現地紙指摘 「最も苦しめられている」

ウエスカのFW岡崎慎司【写真:Getty Images】
ウエスカのFW岡崎慎司【写真:Getty Images】

オビエド戦で二つの“幻のゴール” 今季ここまで7回のノーゴール判定を受ける

 スペイン2部ウエスカは、29試合消化時点で14勝4分11敗の4位。首位カディスと勝ち点6差と自動昇格を狙える位置につけるが、スペインメディアは「PKが吹かれた回数が最少」だと指摘し、なかでもFW岡崎慎司がVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の最大の“被害者”だとしている。

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 岡崎は今季、4年間プレーしたレスターを離れ、自身初となるスペインのウエスカと契約。昨年9月28日のリーガ・エスパニョーラ2部第8節ジローナ戦(1-0)で移籍後初ゴールの豪快右足ボレーを決めるなど、リーグ戦24試合に出場して5ゴールをマークしている。

 スペインメディア「SPORTARAGON」は、「SDウエスカ、最も敵陣にたどり着き、最も反則を吹かれないチーム」という見出しとともに、「ウエスカはリーガで最も相手陣内でボールタッチ(458回)をし、PKが吹かれた回数が最少のチーム」と言及。29試合でリーグ7位の35得点を挙げているが、本来はもっとゴールが認められるべきで、岡崎が最も“被害”を受けていると分析している。

「シンジ・オカザキはビデオ判定の結果に最も苦しめられている選手だ。日本人選手は5得点と挙げ多くの試合でレベルの高さを披露しているものの、7ゴールを無効とされている。先週の日曜(23日のラージョ・バジェカーノ戦)、その前にハンドがあったとして日本人選手は得点を認められなかった。それは得点シーンの3分前のことだった。勝利したリーガ前半戦のオビエド戦ではオフサイドとファウルがあり2ゴールが認められていない。マラガ戦、アルバセテ戦、テネリフェ戦、アルメリア戦でも同様のことが起こった」

 記事によれば、岡崎はVARによって7点分のゴールがノーカウントになったという。それらが認定されていた場合、岡崎のゴール数は「12」に到達し、リーグ4位タイに相当する。いかに岡崎がスペインでも好プレーを見せているかが分かる数字となっている。

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