「カッとなり頭を…」 バルセロナMFビダル、強烈タックル→“自滅の退場劇”に英注目
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バルセロナ、CLベスト16ナポリ戦は敵地で1-1のドロー発進 ビダルは退場で次戦欠場
バルセロナは現地時間25日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦でナポリと対戦し、敵地で1-1と引き分けた。後半怒涛の攻めを見せたが、終盤に起きたチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルの退場劇に英メディアも注目している。
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敵地に乗り込んだバルセロナは前半30分に鮮烈なミドル弾で先制点を許したが、後半12分に華麗なパスワークからフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンがネットを揺らして同点弾を奪う。そこから畳み掛けるように猛攻を仕掛けたが、後半44分に事件が起こる。
敵陣のタッチライン際で相手DFマリオ・ルイに対し、ビダルが強烈なスライディングタックルを試みたが、足を引っかけてしまいファウルを取られる。ビダルは判定に不満を露わにし、ルイと頭を突き合わせる一触即発の展開に。主審はビダルのタックルと衝突にそれぞれイエローカードを提示し、最終的にレッドカードで退場処分を下した。
英サッカー情報サイト「CAUGHT OFFSIDE」は「ビダルがルイとの激突で退場」と見出しを打ち、「ビダルは思いがけず自らを退場に追い込み、第2戦から除外されることになった。実際には遅れたタックルでイエローカードのみだったが、カッとなり頭を突き合わせた結果、2枚目のカードを受けることになった」と説明している。
バルセロナは貴重なアウェーゴールを持ち帰ることに成功したものの、レッドカードによりビダルは第2戦のホーム戦で欠場が決定し、スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツも累積警告で欠場を余儀なくされる。主力を欠いたなかで勝利を手にしなければならないため、一筋縄ではいかなそうだ。
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