“偉業”達成のPSGカバーニ、「ちょっと感傷的になっている」と告白の理由は?
PSG通算200ゴール、クラブ最多得点記録更新でチームメートと家族に感謝
フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)のウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニは、23日に行われたリーグ戦第26節のボルドー戦で、クラブ通算200ゴールを達成し、チームの4-3勝利に貢献した。1月にアトレティコ・マドリード、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッドといったクラブへ移籍するのではないかと報じられていたストライカーは、その期間を「難しい時期」と振り返った。英メディア「フットボール・ロンドン」が伝えている。
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カバーニは0-1で迎えた前半25分、アルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアが右サイドから上げたクロスに反応。最終ラインの裏へ飛び出してヘッドで合わせ、同点ゴールを記録。クラブの歴代最多得点者であえるウルグアイ代表FWのPSG通算200得点目で追いついたPSGは、点の取り合いとなった一戦を制し、勝ち点3を上積みした。
2019-20シーズン限りでPSGとの契約が満了を迎えることもあり、カバーニは冬の移籍市場で他クラブへ放出されるのではないかと報じられ続けた。しかし、結果的に移籍は実現せず、カバーニはフランス王者に留まっている。
自身の持つクラブ記録を更新したカバーニは、「ゴールを与えてくれているのはチームメートたちだ」と周囲のサポートに感謝しつつ、「1月の難しい1カ月を過ごした後だから、とても特別な瞬間だよ。でも、僕はここにいるし、チームにとって素晴らしいシーズンとなるように全力を尽くすよ」と、話している。
クラブへの忠誠を誓ったカバーニは、「ちょっと感傷的になっているよ。常に僕を支え、愛情を与えてくれるスタンドにいる家族の姿を見たんだ。最終的に、僕を突き動かすのは彼らなんだ。多くの感情を与えてくれるからね」と、家族の存在が原動力になっているとも語った。
この試合のアディショナルタイムには、ブラジル代表FWネイマールが2枚目の警告を受けて退場となった。PSGとの契約期間は残り半年を切ったカバーニ。夏には移籍が濃厚とされているが、彼の活躍が今季のPSGには欠かせなさそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)