サラー、スペイン2強へ移籍? 元英国代表DFが去就予想「リバプールを踏み台にする」

スペイン2強へ移籍の可能性を指摘されたサラー【写真:Getty Images】
スペイン2強へ移籍の可能性を指摘されたサラー【写真:Getty Images】

過去にレアルへ移籍した自身の同僚を例に挙げてG・ネビルが指摘

 元イングランド代表DFギャリー・ネビルは、リバプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーが「リバプールを踏み台に」して、近いうちにスペインのレアル・マドリードか、バルセロナへ移籍すると考えているようだ。英メディア「エキスプレス」が報じている。

 2017年にリバプールに加入してから、最も多くのゴールを挙げてきたサラーは、2019年のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝にも大きく貢献した。だが、ネビル氏はサラーがレアルでプレーすることを希望していると信じており、元イングランド代表MFデビッド・ベッカム、元オランダ代表FWルート・ファン・ニステルローイ、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドと同じ道に進もうとしているサラーを責められないと考えている。

「彼のような選手の穴を埋めるのは、簡単なことではない。18カ月前、私はサラーがリバプールを去ると思っていた。リバプールのファンが、サラーに対する愛情を示さないのは単純な理由かもしれない。それは親和性と忠誠心の理由からだ。彼には『いつかレアルでプレーしたい』『バルセロナへ行こう』と、そういう大型移籍をしようとする考えがあると思う」

「これはサラーに対する批判ではない。私はデビッド・ベッカムとプレーをしたし、ルート・ファン・ニステルローイ、クリスティアーノ・ロナウドともプレーをした。彼らはバロンドールを勝ち取りたかった。彼らはレアル・マドリードに行きたかった。より光を浴びる場所へ行き、世界で最大のクラブでプレーをすることを希望したんだ」

 いつかリバプールを離れることを念頭に置いているからこそ、サラーはリバプールのファンから最大のバックアップを受けられていないと指摘するネビル氏は、「彼はリバプールを彼のキャリアの踏み台にしていると思う。彼には野心がある。正直になろう。多くの選手にとって、レアル・マドリードとバルセロナは頂点なんだ」と、見解を述べている。

 リバプールに加入し、世界のトップ選手へと飛躍したサラーは、ネビル氏の予想通り、スペインの2大クラブへ移籍することになるのだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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