バルサ新監督、天才メッシと英雄マラドーナの「違い」指摘で絶賛「見たことがない」
「マラドーナはクライフと共に、この競技を愛するきっかけをくれた」
バルセロナは25日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16でイタリアのナポリと対戦する。ナポリでは元アルゼンチン代表FWディエゴ・マラドーナが今でも崇拝されている。今回、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシがナポリを訪れることから、両選手の比較論が過熱するなか、バルサのキケ・セティエン監督もスペイン紙「マルカ」に自身の見解を述べている。
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20年1月にバルサの監督に就任したセティエン監督にとって、ナポリ戦はCL初戦となる。「初めてとなるCLの試合はモチベーションだ。情熱と歴史の溢れるこのようなスタジアムから、新しい旅をスタートできるのは喜びだよ。感情のほとばしるゲームになると思う。これ以上のスタートを切れる場所はないだろう」と、指揮官はCLを戦う喜びを口にした。
ナポリでは、現在でもマラドーナが崇拝されているが、セティエン監督は一つの理由からメッシをより評価しているようだ。
「レオは素晴らしい選手だ。この14年から15年にわたって、常に同じことを繰り返している。彼らに違いを感じるのは、その点だ。私たちは、レオほど安定して活躍を続けている選手を見たことがない」と、自クラブのキャプテンが長期にわたって世界最高峰のプレーを見せ続けていることを絶賛した。
その一方で、「私はマラドーナも、ヨハン・クライフのプレーと同様に楽しませてもらった。彼らの存在が、私にこの競技を愛するきっかけをくれた」と語り、ナポリの英雄がサッカーと深く関わるようになったきっかけの一つだったことを明かしている。
優勝した2014-15シーズン以降、過去4シーズンはベスト8で3回、ベスト4で1回敗退しているバルセロナ。CL初体験となるセティエン監督は、チームに再び欧州タイトルをもたらすことができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)