「幻惑させるドリブル」 神戸イニエスタ、守備陣撃退の“回転スキル”に英メディア脚光
イニエスタが横浜FCを翻弄する華麗なテクニックを披露 「一流は永続的」
ヴィッセル神戸は23日、J1リーグ開幕戦で横浜FCと対戦し、ホームで1-1と引き分けた。公式戦4連勝は逃したものの、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが披露した華麗な突破に、英メディアは「幻惑させるドリブルで守備陣を撃退」と称賛を送っている。
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神戸は今季の公式戦初陣となった8日の富士ゼロックス・スーパーカップで、J1王者の横浜F・マリノスと3-3の激闘を演じ、PK戦の末に撃破。12日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第1節ではジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)に5-1、19日の第2節では水原三星(韓国)に1-0で勝利し、公式戦3連勝を飾っていた。
しかし、ホームで迎えたJ1リーグ開幕戦では昇格組の横浜FCを相手に前半24分に先制される。後半29分にはMFセルジ・サンペールのスルーパスを受けたFW古橋亨梧が押し込んで同点とするも、その後猛攻を仕掛けるも勝ち越しゴールを奪うには至らず、勝ち点1の痛み分けに終わった。
そんななか、英メディア「プラネット・フットボール」は「イニエスタが幻惑させるドリブルで守備陣を撃退」と見出しを打ち、華麗なワンプレーに注目。後半38分、敵陣でボールを受けたイニエスタは巧みなステップで次々と相手を交わしてペナルティーエリアに侵入すると、一回転する切り返しからラストパスを供給し、決定機を演出した。
また、「イニエスタは輝かしいスキルで一流は永続的であることを証明した」と称賛。「ボックスに入ってから数人の守備陣をすり抜ける素晴らしい個人技」と説明している。世界のサッカー史にその名を刻むイニエスタは、2018年にバルセロナを去って日本にやってきたが、色褪せない華麗なテクニックには各国から依然として熱い視線が注がれているようだ。