「代表未経験の世界最強5人」を海外メディア選出 ペップ絶賛CB、ブレイク中FWも…
代表デビューしていない実力者を紹介 ウルブスで好調のトラオレもキャップ数はゼロ
サッカー界ではビッグクラブでレギュラーを張るだけの実力を備えながら、代表チームとは縁のない選手も数多く存在している。英メディア「Sportskeeda」は「世界最高のアンキャップドフットボール選手5人」と題し、代表未経験選手を対象にしたランキングトップ5を公開している。
第5位はフランスの強豪リヨンの生え抜きMFフセム・アワールだ。U-21フランス代表までは招集を受けているが、A代表への待望論も挙がっている逸材だ。リヨンではすでに公式戦に140試合近く出場しており、21歳にして現在のチーム内で最も市場価値の高い選手の1人に数えられている。中盤にタレントが揃うだけにフランス代表入りの壁は高いが、今後の活躍が期待されている。
第4位はバルセロナの下部組織出身で、現在プレミアリーグのウォルバーハンプトンでブレイクしているFWアダマ・トラオレ。強靭な肉体を誇る24歳は、U-16からU-21カテゴリーまでスペイン代表として活躍してきた。両親がマリ人のため、一時はマリ代表入りが噂されたが、昨年11月に欧州選手権予選に向けたスペイン代表に初招集を受けた。その後に負傷離脱したため、キャップ数は「0」のままだが、代表デビューの日は近そうだ。
3位はマンチェスター・ユナイテッドの右サイドバックDFアーロン・ワン=ビサカが名を連ねた。昨夏にクリスタル・パレスから引き抜いた逸材で、加入初年度からレギュラーに定着している。昨年8月にギャレス・サウスゲイト監督率いるイングランド代表に招集を受けるも、背中の負傷により離脱を余儀なくされたため、デビューは先送りとなっている。マンチェスター・シティのDFカイル・ウォーカー、リバプールのトレント・アレクサンダー=アーノルドなどが揃う激戦区の右サイドバック争いに食い込むことができるのか注目だ。