「後悔している」 リバプールDF、メッシへの“乱暴な行為”に猛省「打ちのめされた」

リバプールDFアンドリュー・ロバートソン(写真右)【写真:Getty Images】
リバプールDFアンドリュー・ロバートソン(写真右)【写真:Getty Images】

リバプールDFロバートソンが昨季のCLでメッシの頭を押した行為を後悔

 リバプールのスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンが、昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝第2戦(4-0)でバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを倒した際に同選手の頭を押したことを「やるべきではなかった」と後悔している。スペイン紙「AS」が伝えた。

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 リバプールは昨季、CL準決勝でメッシ擁するバルサと対戦。アウェーでの第1戦では敵将メッシの大活躍もあり0-3と完敗を喫し、1週間後の第2戦に臨んだ。だが、諦めることなく、第2戦では4-0と快勝を収め、最終的には大逆転劇の合計スコア4-3で強敵を倒し、欧州王者への道を歩んだ。

 ただ、試合に出場していたロバートソンはこの試合のある場面を今でも悔やんでいる。それは前半にロバートソンとブラジル代表MFファビーニョがメッシを追いかけていた時のことだった。ドリブルでリバプールのペナルティエリアに迫ったメッシに対しタックルを仕掛け、メッシは転倒。この時、ロバートソンはすぐさま立ち上がると、メッシの後頭部を軽く叩きプレーに戻った。メッシはこの直後に審判に抗議を行うもファウルは取られず。試合は続行された。

 ロバートソンは英紙「デイリー・メール」のインタビューで、「物事を振り返った時に後悔するということはほとんどない。なぜなら、全ては経験となり、今の自分を作り出しているからだ。しかし、メッシとの瞬間を思い出すと、あれは後悔の一つだ。見たくない。試合の後にあの場面を見て、僕は打ちのめされた」と述べ、こう続けている。

「バルセロナと彼のことはただただリスペクトするのみだ。だが、僕たちはあの試合に0-3で負けているという気持ちで臨んだ。ミラクルが必要だったし、何か特別なものを必要としていて、あの小さな出来事が世界最高の選手の最大のポテンシャルが発揮されるのを止めたのだとしたら…」

 ロバートソンは試合に必死だったがために、起こったこととしながらも、「それでも僕はあの行為を後悔している。本当の僕はあんな人間ではない。あのような性格ではない」と話した。決して許される行為ではないが、反省の思いがメッシに伝わることを願っている。

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