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レアルの問題児ハメスにコロンビア代表の恩師が苦言 「辛抱強くならないといけない」
「急成長を遂げた若者にとっては…」
もっとも、ジダン監督就任から2試合4得点のウェールズ代表FWギャレス・ベイルが、ヒホン戦で持病のふくらはぎの故障を再発させたことで、ハメスに名誉挽回のチャンスが訪れそうだ。恩師ペケルマンも、コロンビア代表のエース復活に期待を寄せている。
「私は監督交代がポジティブなものになると信じている。彼は辛抱強くならないといけない。彼は傑出した存在だ。彼はどんな基準にも対応することができる。我々は彼にスタメンであってほしいし、代表でも同様だ。我々は彼に前向きでいてもらいたいと願っていることを理解してもらいたい」
恩師はジダン監督の到来が運気を変えるターニングポイントになると信じている。
「彼にとっては試練の時だ。急成長を遂げた若者にとっては有益な試練になるだろう。他の偉大な選手同様に、この挑戦に立ち向かうことになる。彼がポジションを奪い返す希望を我々は失っていない。彼は正直な人間で率直だ。違うステージを通過しようとしている。彼にとっては有益になると思うよ」
2014年ブラジル・ワールドカップでブレークしたハメスは一躍英雄となり、レアルに移籍した。好青年然としたハメスだったが、体重オーバーや私生活の乱れから、コロンビアでも天狗になったと批判されている。レアルの10番はもう一度地に足を着け、キャリアの危機を乗り越えることができるだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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