神戸イニエスタ、相手置き去りの“回転スキル”が反響拡大 「ドリブルキング」「良質なワイン」
横浜FCのペナルティーエリア内で次々とマーカーを翻弄
ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、23日に行われたJ1リーグ開幕節・横浜FC戦(1-1)でフル出場を果たした。来日3年目のリーグ初戦で得点やアシストこそなかったものの、相手選手を手玉に取るドリブルテクニックを披露。海外メディアは「ドリブルキング」「良質なワイン」と称賛している。
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ホームで“昇格組”の横浜FCを迎えた開幕戦は、前半24分に先制される苦しい展開。後半29分にFW古橋亨梧が同点弾を決め、勝ち点1の痛み分けに終わったなか、イニエスタはテクニックで格の違いを見せつけた。
後半38分、敵陣でボールを受けたイニエスタは巧みなステップでDFマギーニョ、MF瀬古樹、元日本代表FW皆川佑介を次々と交わし、ラストパスを供給。特にパス直前にゴールライン際でボールを残し、一回転する切り返しは秀逸だった。
オランダメディア「VTBL」は、「“ドリブルキング”イニエスタが相手を置き去りにする」と見出しを打ち、「イニエスタはワンダフルな動きで相手を困惑させた。残念ながら、神戸のチームメートは彼の美しいプレーをゴールにつなげられなかった」と速報。ベネズエラ紙「エル・ナシオナル」も、「イニエスタは日本のリーグ開幕戦で魔法を失っていない。数メートル以内に3人がいるなかを縫う素晴らしい動きを見せた。イニエスタは良質なワインのようで、熟成すればするほど良くなる」と称賛している。
イニエスタは3年目の今季も、その卓越したテクニックで魅了してくれそうだ。
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