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失墜したミラン本田のライバル ジェノアが期限付き移籍での獲得を発表
移籍手続きが遅れていたチェルチ 新天地で再生なるか
ジェノアがACミランのイタリア代表MFアレッシオ・チェルチを半年間の期限付き移籍で獲得したことを発表した。
「ジェノアはACミランからアレッシオ・チェルチを獲得したことを発表します。ローンという形になります」
クラブはこう声明を発表している。
日本代表FW本田圭佑とポジションを争っていたライバルは、今季ミランで4-3-3の3トップシステム時に局面打開力と強烈な左足のシュートを武器に右ウイングとして定位置を確保したが、好不調の波の激しさに加え、カジノでオールナイトギャンブルに耽って朝帰りしたことが地元紙に暴露され、一気に放出要員となっていた。チームも4-4-2システムへと移行し、本田にポジションを譲る格好となっていた。
チェルチはアトレチコ・マドリードが所有権を持っており、ミランは期限付き移籍で獲得する一方、カタールのファンドが所有権の一部を保有していた。複雑な契約形態が影響し、チェルチの移籍手続きは遅れていた。
昨季もフィリッポ・インザーギ前監督と起用法を巡り対立するなどピッチ外での問題も散見されたレフティだが、左足の威力はお墨付き。ジェノアでキャリアを再生させることができるだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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