G大阪、VARの恩恵で追加点 オフサイド判定が覆りゴール認定

VARで「TVシグナル」を行う福島主審【写真:高橋学】
VARで「TVシグナル」を行う福島主審【写真:高橋学】

矢島の2点目は一度オフサイドと判定されるも…VAR判定でゴールと認定

 今季のJ1から導入されたVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)制度により、判定が覆ってゴールが認められるシーンが生まれた。

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 昨季のJ1王者、横浜F・マリノスがガンバ大阪をホームに迎え撃った一戦、G大阪が1-0とリードして迎えた前半34分に問題のシーンが起こった。G大阪のCKはゴールにつながらず、バックパスでGK東口順昭までボールが下がった。ここで東口は左サイドの背後にあるスペースへボールをフィードした。

 このボールにMF倉田秋が反応し、サイドを切り崩して中央への折り返しをMF矢島慎也が蹴り込んだ。しかし、ピッチ上の判定は東口のキックに反応した倉田がオフサイドというものだった。

 しかし、VARルームでの映像確認により、倉田はオンサイドだったことが確認された。映像のみで確認できる事実のため、主審がピッチ脇でリプレー映像を見るオンフィールド・レビューは行われず、ゴールへと判定が変更された。

 ゴールかと思われたものが、オフサイドが確認されて取り消されることはしばしばあることだが、今回はオフサイドと判断されたものがVAR確認の末に取り消されてゴールとなり、G大阪が貴重な追加点を手に入れた。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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