ビッグセーブ連発でイランを完封した守護神 4戦1失点の自信を胸に「人生に1回」の五輪出場に王手

センターバックとの連携も万全

「前半は相手が勢い良くロングボールを入れてきた。センターバック2枚は高さがあるので、(2人を)越えるボールは僕が出るというところで、練習通りのイメージでできたと思う」

 植田、岩波というセンターバックコンビの高さを信頼し、ハイボールに落ち着きながら対応を見せた。大会4試合でわずか1失点という盤石な守備力を誇る手倉森ジャパンだが、「チーム全体で守備もできているし、最後の最後で踏ん張っている。継続していきたい」と、自らの功は誇らない。

 これでリオ五輪への切符に王手をかけた。

「まずはここに勝たないとオリンピックがない。人生に1回のオリンピックで大切な試合。チーム全員で、全力で取りに行きたいと思います」

 人生に一度の晴れ舞台を目指し、櫛引がゴールにもう一度鍵をかける。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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