久保建英、ベティス戦でバルサの新星に次ぐ年少記録 実況も熱狂「ブラボーーー!」
今季の欧州5大リーグで1試合に1得点1アシストを記録した中で17歳ファティに次ぐ若さ
スペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英は、現地時間21日に行われたリーガ・エスパニョーラ第25節ベティス戦(3-3)で全3ゴールに絡む活躍を見せ、チームの勝ち点1獲得に貢献した。今季、欧州5大リーグで1試合に1得点1アシストを記録した選手のなかで、バルセロナの新星に次いで2番目に若かったという。
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1月19日の第20節バレンシア戦(4-1)以降、リーグ戦でのスタメン落ちが続いていた久保は、ベティス戦で6試合ぶりに先発復帰。前半から好パフォーマンスを見せると、先制点につながるシュートを放っただけでなく、チーム2点目のアシストも記録した。
前半を2-2で終えたマジョルカだが、後半開始早々に勝ち越しゴールを奪われ、そこからは苦しい展開に。しかし、久保が同25分にチームを救う。
前線での守備からFWアンテ・ブディミルがボールを奪うと、ボールは久保の足もとへ。対峙したアルジェリア代表DFアイサ・マンディを突破し、カバーに入ったDFアレックス・モレノも細かなステップで翻弄。最後は右足を振り抜くと、相手GKジョエル・ロブレスの手を弾くグラウンダーのシュートをネットに突き刺した。
データ分析会社「オプタ」によると、久保は今季の欧州5大リーグで1試合に1得点1アシストを記録した選手の中で、バルセロナの17歳FWアンス・ファティに次いで2番目に若い(18歳262日)という。
衛星放送「ビーイン・スポーツ」USA版公式ツイッターは、「タケフサ・クボは“日本のメッシ”というニックネームを受けるに値するかを思い出させた」と綴り、リーガ2点目の場面を映像で紹介。同局の実況も、久保の一撃に「ブラボーーー!」「クイックスイングショット」と興奮気味にレポートしていた。
ここからレギュラー奪取まで駆け抜けられるか、久保にとって勝負どころとなりそうだ。