アンチェロッティ監督、ビッグ6相手の“魔のジンクス”に本音吐露 「泣きたくなるね」
対ビッグ6とのアウェーゲームで最後に勝利したのは2013年12月で直近は12分25敗
プレミアリーグのエバートンは、現地時間23日のプレミアリーグ第27節で強豪アーセナルと敵地で対戦する。ビッグ6相手のアウェーゲームでは2013年以降、37試合にわたって勝利から遠ざかっている現状に、チームを率いるカルロ・アンチェロッティ監督は「泣きたくなるね」と本音を吐露した。英紙「デイリー・ミラー」が報じた。
プレミアリーグでは2連覇中の王者マンチェスター・シティを筆頭に、今季首位を独走するリバプール、名門マンチェスター・ユナイテッド、過去5年で2度の優勝を誇るチェルシー、昨季の欧州チャンピオンズリーグ準優勝のトッテナム、そしてアーセナルがビッグ6と称され、優勝候補に挙げられることが多くなっている。
エバートンは直近3シーズンの順位が7位、8位、8位とこのビッグ6に続く勢力の一つとなっている。しかし、そのビッグ6との直接対決、特にアウェーゲームでは白星から遠ざかっており、上位陣に風穴を空けることはできていない。
記事によれば、対ビッグ6とのアウェーゲームで最後に勝利したのは2013年12月にオールド・トラッフォードで行なわれたマンチェスター・ユナイテッド戦(1-0)。6年以上の月日が流れ、試合数にすると実に37試合(12分25敗)を数えるという。
敵地でのアーセナル戦を控えた記者会見で、この記録について指摘を受けたアンチェロッティ監督は「1勝もできていない? なんてことだ! 泣きなくなるね!」とコメント。昨年12月から指揮を執るチームの意外な記録に驚きを隠せない様子だった。
対戦相手のアーセナルは今季不調で現在10位。現在9位で順位表では上に立つエバートンは、長く続いたビッグ6相手の未勝利記録に終止符を打つことができるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)