「勝てなかったら俺のせい」 G大阪エース宇佐美貴史、逆襲に燃える今季の目標は?
タイトル奪還へ…「強くない時期を知れているのは俺らしかおらん」
昨季、G大阪に復帰した宇佐美は“救世主”になった。残留争いを強いられ、二桁順位が定位置のようになっていた。常に上位につけ、タイトル争いを繰り広げていたチームとは別の姿。最終的に7位で終えたものの、もちろん「現状維持ではあかん」と言い切る。再び強いG大阪を取り戻すために戻ってきた宇佐美。昨年のシーズン途中、宮本監督から練習後に指名され、チームメートに訴えたことがあった。
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「現状維持ではあかん。けど、逆に今この時間を知れていることも幸せなことやと思う。去年、選手の前でも言ったけど、この時間このチームにいれて、俺たちは弱い時期からやっている。13位、14位のチームのメンバーで築き上げてきたものはわけが違う。だからこそ、上にのぼっていかないと。タイトルを取れるようなチームに、今ここにいるメンバーでやっていかないと。そこに魅力を感じて来てくれる選手はめちゃめちゃありがたいけど、今強くない時期を知れているのは俺らしかおらん。それは間違いなくありがたいことやし。むしろ幸せなこと。悲観することじゃない。ポジティブな材料として今この時期を知れているのはいいことやと思っていたし、これでタイトルを取れたら喜びもひとしおになる」
全員の前で語りかけ、ここからの逆襲を誓った。“低迷”した時期を知ったからこそ、より強く感じた5シーズンぶりとなるタイトル獲得への思い。新しい仲間を加えた今季こそ、地に足をつけながら、ゴールを量産してチームを救う。簡単なことではない。だが、“青黒の申し子”として下部組織から育ってきた宇佐美には、その道筋がはっきりと見えているはずだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)