浦和DF鈴木、VAR判定でPK献上 審判との会話告白「手の印象が悪いという説明で…」

湘南FWタリクがPK失敗、直後のゴールで逆転勝利に「ホッとしましたね」

 一方で、鈴木も「難しいところですね」と話したのは、もし佐藤レフェリーがハンドをリアルタイムで確認してPKの判定をしていると、間違った判定ではないために映像確認はされないこと。一度、見逃される形になったからこそのオンフィールド・レビューとなったことで納得感が増すというのは複雑な面もあった。

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 結果的にこのPKを湘南のFWタリクが枠外に失敗し、浦和はその後にMF関根貴大の決勝ゴールで3-2の勝利。それだけに鈴木は「ホッとしましたね」と、安どの表情だった。

 いずれにせよ、今季からJ1で導入されたVARの初戦としては、スタジアムの大型ビジョンに確認の映像が流れることも含めて一定の指針が示されることになった。22日には多くのゲームが開催されるが、先行開催となったこのカードはJ1の他クラブも注目していたことは間違いないはず。そうした意味では、意義のあるワンシーンになったと言えそうだ。

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