「消えていた本田がミランの中心選手に戻った」 伊紙が背番号10の復活劇を称賛
復活のゴールは時間の問題と期待
イタリアメディアからはパンキナーロ(ベンチ要員)の烙印を押されるほど、今季前半戦の本田は見せ場を作れなかった。だが、2015年最終戦となった第17節フロジノーネ戦(4-2で勝利)で先発復帰。ポジションを争っていたイタリア代表MFアレッシオ・チェルチは、カジノ朝帰り事件などでジェノアに放出されることになり、本田は右サイドハーフで先発出場を続けている。
「監督は犠牲的精神でのプレー、運動量と戦術的なバランスを要求する。そしてローマ戦でのクツカへのアシストのようなプレーがあればもっといい。もう実力を見せているのだから、ゴールするのにそれほど時間はかからないだろう」
守備面での貢献を評価されるようになった本田は、アシストという結果も残している。辛口なイタリアメディアも、ゴールは時間の問題と期待を寄せている。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images