「消えていた本田がミランの中心選手に戻った」 伊紙が背番号10の復活劇を称賛
本田ブームと15ヵ月間リーグ戦無得点
記事ではミランはかつての名門ではないが、本田自身もエリートとは呼べない現在のチームのクオリティアップに、ほとんど貢献していないと厳しい分析をしている。
それでも本田ブームは2年前、ミランで起きた。
「昨シーズン開幕後の数週間の栄光。ピッポ・インザーギはゴールを探し、解決法を求め、この日本人を飛翔させる方法を見つけた。7試合6ゴール。ミランはチャンピオンズリーグ出場権獲得を夢見ていた。本田は3トップの右だった。メネズの動きでスペースを手にできていた。2014年10月19日、ミランはベローナに3-1で勝ったが、ケイスケの2ゴールのおかげだった。彼は、本当にミランの中心にいた。あれから15ヵ月も経っているが、リーグ戦で一度もゴールを決めていない」
昨季の開幕直後にゴールラッシュを見せた本田だったが、そこから15ヵ月間もリーグ戦でゴールを決めていない。そして、シニシャ・ミハイロビッチ監督の就任後、暗黒時代がやってきた。
「監督はすぐにケイスケをベンチに置いた。プレーはネガティブだった。この日本人はチームの役に立てなかった」