J開幕戦、コロナ対策の状況は? 観衆の約半分がマスク着用、在庫不足を感じさせる現実
観客にはマスク着用とアルコール消毒、メディアにも取材エリアでのマスク着用を要請
今季のJ1リーグは、「フライデー・ナイトJリーグ」として21日の湘南ベルマーレと浦和レッズの一戦で開幕する。その華やかさと同時に、東アジアを中心に感染が拡大している新型コロナウィルスの問題が見え隠れしている。
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両クラブとも選手を除くスタッフはマスクを着用。スタジアムの入り口やトイレにはアルコール消毒も常備された。スタジアム外では感染予防の協力が呼びかけられ、見た目の印象では半分強の観客がマスクを着用していた。
また、Jリーグのスタッフも現場に出る場合はマスク着用が義務付けられているという。メディアに対しても、選手との距離が近づくことになるミックスゾーン(取材エリア)ではマスク着用の協力が要請された。
一方で、そのマスクを受け付け時に配布するだけの在庫を持つクラブとそうでないクラブがあり、その対応には差が生まれているようだ。全国的にマスクの在庫が少なくなっているという報道が連日されているが、クラブもまた同様のようだ。
隣国の韓国では、Kリーグの一部カードで開幕戦が延期になったというニュースもあった。現状、Jリーグやルヴァンカップでは当初の予定通りに試合が開催されているが、その影響の拡大から目を背けることはできないだろう。状況を注視するしかないが、リーグ全体としてもなんらかの統一した取り組みが必要になるかもしれない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)
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