名門ミラン、来季の監督人事で混乱? ラングニック氏の就任は「除外できない」と伊紙報道

ACミランのステファノ・ピオリ監督(左)とラルフ・ランゲニック氏【写真:Getty Images】
ACミランのステファノ・ピオリ監督(左)とラルフ・ランゲニック氏【写真:Getty Images】

仏紙でラングニック氏の監督就任とSD兼務が報じられるも、経営陣は否定

 イタリア・セリエAの名門ACミランは、来季の監督人事についてフランス紙「レキップ」によりスクープを受けたものの、経営権を持つ米ファンド「エリオット・マネジメント」が否定する混乱に陥っている。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。

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 先日、ミランの監督人事についてはエリオット側がドイツで実績を残したラルフ・ラングニック氏の就任を望んでいると報じられていた。そこにきてフランスの有力紙レキップは、ラングニック氏がミランと来季から監督とスポーツ・ディレクター(SD)の兼務で合意。これが実行されない場合は違約金を支払うという項目まで含まれるものにサインをしたと報じた。

 しかし、ガゼッタ紙によるとエリオット側はこの報道を否定。こうした拘束力のある契約書にサインした事実はないという確認が取れたとした。一方で、レキップ紙が報じたラングニック氏による監督とSDの兼務が実現する可能性は「除外できないもの」としている。

 一方でガゼッタ紙は、強化部にいるクラブOBの元クロアチア代表MFズボニミール・ボバン氏と元イタリア代表DFパオロ・マルディーニ氏は、まずステファノ・ピオリ監督の続投から物事を考えているとした。そのうえで、ピオリ監督が続投に値しないと判断した場合は、セリエAをよく知るイタリア人監督が第一候補だと考えているとしている。そして「例えば、マッシミリアーノ・アッレグリのような」として、ミランの監督経験を持ち、昨季までユベントスでリーグ5連覇を成し遂げた名将の名前を挙げた。

 冬の移籍市場で元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチを2012年以来でクラブに復帰させることに成功し、それは成績の好転につながり始めている。しかし、ミランを取り巻く状況は監督人事を含めて「不安定」という言葉から抜け出せていないことが浮き彫りになっている。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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