「オーバーリアクションを揶揄」 アヤックスFW、ピッチをのたうち回る「大騒ぎ」に英注目
オランダ代表FWバベル、ヘタフェDFの転倒に不満…痛がる様子を模倣する行動に
アヤックスは現地時間20日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦第1戦でヘタフェと対戦し、0-2で敗れた。第2戦に向けて追い込まれた形になったが、この試合ではオランダ代表FWライアン・バベルが見せた振る舞いが話題を呼んでいる。
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敵地での第1戦に臨んだアヤックスは、オランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベークやモロッコ代表MFハキム・ジエクら主力選手がスタメンに名を連ねたものの、前半37分にヘタフェFWデイヴェルソンに先制点を献上。さらに試合終了間際にはFWケネディにも追加点を奪われ、第1戦を0-2で落としている。
アヤックスにとってはフラストレーションの溜まる試合になってしまったが、その精神状態を表すようなシーンが0-1で迎えた後半10分に発生する。ロングボールに対してバベルとヘタフェのカメルーン代表DFアラン・ニョムが競り合うと、ニョムは激しく転倒。やや間があってから主審が笛を吹き、試合を中断させた。
ニョムは転倒したまま起き上がらず、これに不満だったのがバベルだ。主審に対して不服そうな態度を取ると、なんといきなりピッチに転がり、ニョムを模倣するかのようにのたうち回り始めた。これにはニョムも信じられないといった表情を見せ、痛みを耐えながら起き上がるという結果となっている。
なかなか見られない滑稽なシーンに、英紙「デイリー・メール」は「怒りのバベルが地面でのたうち回ってニョムのオーバーリアクションを揶揄する」と見出しを打ち、この一件に注目。また、英ラジオ局「talkSPORT」も「ライアン・バベルが相手の真似をする大騒ぎ」と伝え、「床に転がって模倣するほど苛立っていた」と指摘している。
最終的にアヤックスは追加点も奪われての敗戦。異例のアクションを起こすほど入れ込んでの一戦だったが、思うような形にすることはできなかった。第2戦ではサッカーのパフォーマンスで、話題を集めることに期待したいところだ。