「本田は犠牲になる」 オランダ新鋭FWの獲得資金13億円を捻出のため、ミラン1月放出が急浮上
移籍先候補に挙がるのはMLSの人気クラブ
そんな注目株であるエル・ガジの移籍金は1000万ユーロ(約12億7000万円)。2人のアタッカーの売却に失敗し、37億円を稼ぎ損ねた格好のミランは、新エース候補の補強費捻出に背番号10が「犠牲になる」とされ、放出要員になったと同紙はレポートしている。
移籍先候補はLAギャラクシー。元イングランド代表MFスティーブン・ジェラードが在籍する米MLSのクラブで、本田以外にも元オランダ代表MFナイジェル・デヨングにも興味を示している状況で、「どちらか1人、あるいは2人同時に」と報じられている。
本田はアメリカでサッカースクールを開設しているが、「本田はせめて今季いっぱいはミランに残りたいと思っている」と報じられている。
ミランは今季久々に100億円以上の一大補強に出たが、資金繰りは厳しい様子。「C・ロナウド二世」と評されるほどの新鋭を獲得するために、右サイドハーフの定位置を奪回した感のある本田は放出されてしまうのだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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