メッシ、バルセロナの“変化の過程”と課題に言及 「バックパスが増えて攻撃が遅れる」
セティエン新監督に代わり、「リクエストに少しずつ順応しているところ」と説明
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、現在のチームを「変化の途中にある」と話している。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じた。
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バルセロナは今年1月にエルネスト・バルベルデ監督を解任し、キケ・セティエン新監督に交代した。リーグ戦では首位レアル・マドリードと勝ち点1差のマッチレースを展開し、現在は3連勝中。ただ、現地時間2月15日のリーグ第24節ヘタフェ戦(2-1)ではサポーターからのブーイングもあった。
そうした状況にメッシは、チームの現状が変化の段階だと考えているという。
「チームは今、変化の途中にある。すべての監督には自己流の試合の見方があり、セティエン監督のリクエストに僕らは少しずつ順応しているところだ。バルベルデ監督はかなり違う要求していたので、それは簡単なことではない。ただ、チームは成長の途中にあるし、本気でタイトルを取りたいならもっと改善しないといけない。成績が振るわない時や、監督交代があった時に人々は批判することができる」
一方でメッシは、現在チームが抱えるピッチ上の問題についても見解を述べている。
「普段通りの時間を過ごしているとは言えないが、バックパスが増えて攻撃が遅れる状況を目にすることができる。それが攻撃面の弱さにつながる。ただ、何であれ僕たちは冷静で自信を失わないようにしなければならない」
今後はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)やスペイン国王杯(コパ・デル・レイ)なども含めてタイトル争いは佳境を迎える。メッシの話すように攻撃を改善し、バルセロナは頂点に立つことができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)