久保建英、次節で先発復帰の可能性浮上 “三つ巴”の状況に「一味違うサッカーを提供」
前節に主力のラゴ・ジュニオールが先発落ち 久保、フェバスを含めた3人が争う状況に
スペイン1部マジョルカは、現地時間21日に敵地で行われるリーガ・エスパニョーラ第25節でベティスと対戦する。今季2度目のリーグ戦2連勝を目指すなか、日本代表MF久保建英にスタメン復帰の可能性が浮上した。
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「クボ、ラゴ、フェバスの3人が一つのポジションを懸けて争う」
このように見出しを打ち、ベティス戦を展望したのはマジョルカの地元紙「Diario de Mallorca」だ。
久保は現在、1月19日のリーグ第20節バレンシア戦(4-1)から5試合連続でベンチスタート。前節のアラベス戦(1-0)では途中出場から流れを変えて勝利に貢献したが、アシストを記録したかと思われたゴールはVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)によって取り消され、スタメン奪回を印象づけるほどのインパクトは残せていない。
しかし、前節のアラベス戦ではレギュラーだったコートジボワール人MFラゴ・ジュニオールがスタメン落ち。ビセンテ・モレノ監督体制下で戦術的理由から出場機会がなかったのは初めてのことだった。これにより、ベティス戦ではサイドのポジション争いがより熾烈になる可能性があるという。
「これまで不動のメンバーだったアフリカ人選手がアラベス戦で先発落ちしたことで、マジョルカのビセンテ・モレノ監督に新たな可能性を開くことになった。ラゴ・ジュニオール、タケ・クボ、アレイクス・フェバスはほぼ不動のメンバーの顔ぶれのなかの一つの座を争うことになり、一度その座を得られないとなると改めてそこに入るのは難しい状況になる」
記事では、それぞれの特徴についても「誰が入るかによって、チーム構成はかなり変わることになり、ピッチでのパフォーマンスは違うものになる」と展望している。
「ラゴはスピードと突破力、フェバスは守備での働きぶりとバランス、クボは仕掛けとラストパスのビジョンを提供することになる。タケ・クボはアラベス戦後半での働きぶりから、先発の座に近づいている。ファンの望んでいる一味違うサッカーを提供しており、その特徴は事実上マジョルカのどの選手とも違う。1対1で積極的に仕掛け、電撃的で、攻撃にエネルギーを与え、多くの場合どちらかのサイドで進んでいく。自身で認めているように守備での手助けに欠けているが、ベンチから出た時によりチームの助けになっているのは確かだ」
久保はベティス戦でスタメンの座をつかみ、再びレギュラーに近づくことはできるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)