メッシのC・ロナウド超えは不可能!? 30代での“格差”を海外指摘「一生できないかも…」
30代でのゴール数はロナウドが「261」に対し、メッシはおよそ半分の「137」止まり
ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドと、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、現代最高のフットボーラーとしてしのぎを削り合っている。米オンラインニュースサイト「インターナショナル・ビジネス・タイムズ(IBTimes)」は、30代となってからの両者のゴール数を比較。メッシがロナウドを超えることは“一生できないかもしれない”としている。
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ロナウドは今月5日に35歳となった。2002年に母国ポルトガルの名門スポルティングCPでデビューを果たし、翌年にマンチェスター・ユナイテッドへ加入。名将アレックス・ファーガソンの下で世界的スターへと成長を遂げ、数々のタイトルを獲得した。
2009年に移籍したレアル・マドリードでもエースとして君臨し、計15個のタイトルを獲得。18年にはイタリアに拠点を移したがセリエAでもその決定力を発揮し、初年度でチーム最多の21得点をマーク。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇こそ逃したものの、前人未到のリーグ8連覇に大きく貢献した。
一方のメッシはデビューからの15シーズンをスペインの強豪バルセロナ一筋で過ごし、これまでにリーガ・エスパニョーラ制覇10回、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝4回、コパ・デル・レイ優勝6回など数々のトロフィーをチームにもたらしてきている。
メッシは昨年12月に史上最多通算6回目のバロンドール賞に輝いたが、ゴール数ではロナウドよりも多くネットを揺らした選手は世界中どこにもいない。直近で見ると、ロナウドはセリエAで10試合連続ゴールを記録し、イタリアサッカー界2番目の速さで50ゴールにも到達している。
また、30代に入ってからのゴール数はロナウドが世界最多。米スポーツ専門局「ESPN」によると、計261ゴールを決めているという。この数字に唯一近いのは元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチだが、それも250ゴールと差がついている。
そして、今夏に33歳の誕生日を迎えるメッシの30代でのゴール数は「137」。こちらも素晴らしい数字ながら、長年のライバルであるロナウドと比較するとその差は歴然。記事では、「まだ予測を立てるには早すぎる」と前置きしたうえで、「ここ最近になかなかゴールを決められていないことを鑑みると、メッシがロナウドの(30代での)素晴らしいスタッツを超えることは一生できないかもしれない」との見解を述べた。
両者の白熱したライバル関係は今後も続いていきそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)