リオ五輪出場へ、あと2勝! U-23日本代表の主将がイラン攻略に自信
ボランチ遠藤が「裏は取れる」と相手の浅いライン設定に注目
リオデジャネイロ五輪本大会出場へ向けた第一関門であるグループリーグを、3戦全勝で突破した手倉森ジャパン。U-23日本代表主将の遠藤航(浦和)は、その戦いに手応えを得て22日からの決勝トーナメントに臨む意気込みを語っている。
「3勝して雰囲気も良くなっている。ただ過信しているわけではないので、そこは地に足を着けてやってくることができた。ほぼ全員が試合に絡めたのは、チームにとってプラスだと思うし、その中で結果を残せたのは大きい。ベンチから見て勝つのと、実際ピッチに立って勝つのとでは自信が違う」
3戦を通じて、登録23選手のうち第3GKの牲川歩見(鳥栖)を除く22選手が出場した。果敢なターンオーバーと結果を両立させた戦いぶりは、チーム全体のメンタル面に好影響を与えていると話している。
イランとの対戦になる準々決勝は、負けた瞬間に本大会への道が閉ざされてしまう大一番になる。敗れても3位決定戦に可能性をつなぐことができる準決勝よりも、プレッシャーがかかる一戦と言っても過言ではないだろう。それでも、主将の言葉に恐れは感じられない。
「イランの試合は見ていますし、結構ラインを高くしてコンパクトにした中で、ブロックを組んでくるのかなという印象。ラインが高い分、裏は取れるのかなという印象はあります」
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