“大分旋風”再現へ…「カタノサッカー」の神髄 東京五輪世代DF「進化を見せたい」
いかに得点数を増やせるか 「サイド攻撃とセットプレーがカギになる」
昨季の躍進が記憶に新しい大分だけに、他クラブもまたその存在を強く認識している。岩田もまた「去年の後半戦の時点でスカウティングをしっかりされている印象がありました」と話す。それでも狙うのは「研究されるなかでも、さらなる結果を残していくこと」にある。
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「まず攻撃のところでの進化を見せたいです。去年は35得点35失点で、そこから得点をどれだけ増やせるかです。サイド攻撃とセットプレーがそのカギになると思っています。このカタさんのサッカーでもっと上にいけると思う。大分の方に、2008年以来のタイトル(ナビスコカップ/現ルヴァンカップ)を届けたいというのが目標です。厳しいのは分かっていますけど、カップ戦はリーグ戦で積み上げたものを一発勝負の中で出していけますし、そこにチャンスがあると思っています」
シーズン開幕に向けて鹿児島県で行ったキャンプでは、「新加入選手にも戦術を理解してもらえるようにやってきた」と話す岩田は、「他のクラブは知らないですけど、ピッチ外の雰囲気はJ1でも一番なんじゃないかというくらい」と、一体感に自信を持つ。そして「愛と勇気で全力で戦います」と宣言した大分のダイナモは、大分によるさらなる躍進を信じて疑わない。進化する“カタノサッカー”に今季も注目したい。
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(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)
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