ベッカムの新MLSチーム、開幕前に258億円の“大型契約”締結 盤石の体制でリーグ参戦へ
イメージ改善を狙うカタール財団がインテル・マイアミとスポンサー契約
元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム氏が共同オーナーを務めるインテル・マイアミは、米メジャーリーグサッカー(MLS)でのデビューを目前に控えるなか、大型のスポンサーシップ契約を締結した。英紙「ザ・サン」によると、インテル・マイアミはカタール財団と契約。その額は1億8000万ポンド(約258億円)になると伝えている。
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今季からMLSに参戦することになったインテル・マイアミは、ベッカム氏が共同オーナーを務める新クラブ。現地時間3月1日にロサンゼルスFCとの開幕戦を控えるなかで、新しいチームを潤す大型のスポンサーシップ契約が決まったようだ。
インテル・マイアミの新しいスポンサーとなるのは、以前にバルセロナのスポンサーを務めたことがあるカタール財団で、スタジアムやユニフォームなどにその名前が掲げられることになるようだ。そして、その契約金は1億8000万ポンド(約258億円)という莫大な金額となっている。
カタールは国際的なイメージ改善を図るため海外への投資を促進したいと考えているようで、インテル・マイアミとベッカム氏が持つイメージはその戦略にぴったりと判断して、今回の投資を決めたようだ。
かつてベッカム氏が所属していたパリ・サンジェルマン(PSG)の会長を務めるナセル・アル・ケライフィ氏もカタール出身で、今回の契約に影響を及ぼした人物の1人と考えられている。そのアル・ケライフィ会長は、以前にベッカム氏について「スポーツの域を超えている」と語っていた。
今回の契約で、インテル・マイアミのMLS初年度に向けた金銭面での準備は万全といったところだろう。ベッカム氏が盤石の体制を築くインテル・マイアミがMLSを席巻する日も近いかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)