マンU監督、新戦力獲得の“持論”披露 「CLの有無が最も大切なことだとは…」

選手獲得のためにはCL出場権が最重要ではないと強調
マンチェスター・ユナイテッドのオレ・グンナー・スールシャール監督は、ターゲットにしている新戦力獲得のためにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権の有無が最重要ではないと語った。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じている。
ユナイテッドはプレミアリーグ第25節終了時点で8位に位置し、来季のCL出場圏の4位チェルシーとの勝ち点差は「6」に開いていた。現地時間17日にはそのチェルシーとの直接対決が行われる。
スールシャール監督は「CLはクラブにリソースを与えてくれる。より多くのお金が入ることもその一つだ」とCL出場権獲得がクラブにもたらす恩恵は大きいとし、「シーズン残りの試合でいいプレーができれば、我々が獲得したいと思う選手にもいい印象を与え、説得するのも簡単になるだろう」と選手補強にもプラスになる可能性を指摘している
しかし、その一方で指揮官は「今季はヨーロッパリーグを戦っている。我々が選手と契約するために、CLの有無が最も大切なことだとは言えない」ともコメントしている。クラブにとって選手たちを惹き付ける要素はCLだけではないことを強調した。
2013年を最後にプレミアリーグタイトルからも遠ざかっているユナイテッド。主力のフランス代表MFポール・ポグバはCL出場を求めて移籍を望んでいるとも言われているが、スールシャール監督の言葉通り、CL出場権がなくとも有望タレントを獲得し続けることはできるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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