マンU指揮官から冷遇される”氷漬け守護神” 川島の古巣への移籍が急浮上!
GK補強が急務のスタンダールがバルデス獲得に動くか
マンチェスター・ユナイテッドでルイス・ファン・ハール監督から冷遇されている元スペイン代表GKビクトル・バルデスが日本代表GK川島永嗣(ダンディー・ユナイテッド)の古巣スタンダール・リエージュに移籍する可能性が浮上している。英地元紙「インディペンデント」が報じている。
今季リーグ7位のスタンダールで、川島は昨季限りで契約満了となっていた。欧州のクラブからオファーがなく浪人状態だった川島に一時復帰の可能生が報じられるほど、GKは補強ポイントとなっていた。今季限りでマンUと契約満了となるバルデスだが、今季終了までの期限付き移籍となる見込みだ。
マンUで2シーズン目を迎えたバルデスは、今季開幕前にリザーブチームでのプレーを拒否したとの理由で、ファン・ハール監督の怒りを買った。「私の哲学に反した」として戦力外状態になるという、パワハラを受ける日々を過ごしてきた。トップチームの練習時間中のクラブハウスへの立ち入りが禁止され、クラブが発表した公式ツイッターの2015-16シーズンの集合写真には、バルデスの姿だけがないという屈辱的な扱いを受けている。
昨夏にはトルコの強豪ベジクタシュ移籍寸前だったが破談となり、1月の移籍市場でもニューカッスルが獲得に乗り出したが、オランダ人指揮官がプレミアリーグ内の移籍を嫌がり、”氷漬け”は継続していた。
バルセロナ時代にはUEFAチャンピオンズリーグ制覇にも貢献した守護神にとっては、ベルギー行きは都落ちとなるが、試合勘を取り戻す絶好のチャンスとなりそうだ。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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